手汗を手術なしで改善するにはどうすればいい?原因や対処法

手汗を手術なしで改善するにはどうすればいい?原因や対処法

特に暑いわけでもなく思い当たる理由もないのにいつでも手汗をかいているということはないでしょうか。

 

一般に手汗と言われる症状にはどのような原因があるのでしょうか。その対処法や手術なしでもできる改善法を見てみましょう。

 

手汗とはどのような症状?

 

手汗は正式には手掌多汗症と呼ばれ、多汗症に分類されます。この手掌多汗症の人はただ単に一時的に手のひらが湿ってしまうという程度ではなく、手のひらに大量の汗をかいてしまいます。手掌多汗症の人は、緊張していないリラックスしている時でも大量に汗をかいてしまうので、日常生活でも多くの不便を感じてしまいます。

 

ひとえに手掌多感症といっても人によって程度はさまざまで、主に三つのレベルに分けられます。症状の軽いレベル1の方は、手のひらが湿っている程度で、見た目だけでは分かりにくいかもしれません。見た目ではっきりと分かるほど汗をかいている方はレベル2、手のひらに水滴ができ、滴ってしまうほどになるとレベル3に分類されます。レベル2や3の症状の方はいち早く何とかしたいと思われることでしょう。

 

手汗の原因には何がある?

 

手汗の原因はまだはっきりとは解明されていません。しかし何らかの理由で発汗を促す交感神経がいつでも活発に作用してしまうことで生じることが分かっています。
その原因としてまず挙げられるのが精神的なものです。緊張したり不安を感じると交感神経が刺激され発汗します。

 

もう一つ挙げられるのが身体的な原因です。例えば睡眠や食習慣、ホルモンバランスが乱れることで自律神経に負担がかかり、手汗をかいてしまうかもしれません。 太り過ぎていると脂肪が体内の熱の放出を妨げるため、体温を下げようとして汗をかくこともあります。

 

他にも手汗が何かの病気の症状として現れている、ということもあります。バセドウ病として知られる甲状腺亢進症、自律神経失調症などがあります。更年期障害のこともありますが、最近では30代でも発症する方がいるようですので注意が必要です。

 

原因にあわせた対処法

 

原因が分かればそれに応じた対処法で症状を改善しましょう。

 

精神的な原因であれば心身療法を考えることができます。心療内科での医師によるカウンセリングになりますが、手汗へのネガティブイメージを克服し、日頃のストレスや不安に対処することを目指します。
その際緊張を和らげるための精神安定剤やブロバンサインという神経遮断薬が処方されることもあります。これは交感神経から出る脳内伝達物質の生成を遮断することによって発汗を抑えるものです。

 

手汗をほぼ完全に治す手術もあります。これは多汗症内視鏡手術と呼ばれ、胸部の背骨付近にある交感神経を遮断することにより手汗を出すよう指令できなくする方法です。簡単な手術で効果も高いようですが、手から出ない分身体の他の場所から汗が出るようになるという副作用があるかもしれません。

 

手術なしで改善するには?

 

簡単にできるといわれてもやはりできれば手術は避けたいもの。日頃の生活の中でも手汗対策を考え実行していきましょう。

 

緊張や不安、自律神経の不調に対処するためにできることとしてツボマッサージがあります。手汗に直接効くツボはないようですが、緊張や不安を和らげるツボを中心にマッサージしてみるなら効果があるでしょう。

 

腹式呼吸を意識するのも効果的です。鼻から息を吸い込み口からゆっくり吐き出す、それを10セットほど続けることにより副交感神経を高めてゆくなら、手汗改善だけでなく自律神経を整えるにも役立つことでしょう。
また一時的な対処法として制汗剤を活用することもできます。ドラッグストアやコンビニなどにもあり、様々なタイプを選ぶことができ便利です。

 

ファリネなどの手汗用パウダーを使用すれば一時的に治まります。すぐに手汗をなくしたいという方にはファリネがおすすめです。

 

手汗の悩みはそうでない人にはなかなか分からないかもしれません。医師などの専門家に相談し自分の手汗の原因を突き止め、それにあった対処法をして改善していきましょう。